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ミハエル・シューマッハ所有のカート・サーキットが閉鎖の危機

2018年01月10日(水)16:57 pm

ミハエル・シューマッハが共同オーナーとなっているカート・サーキット施設が今後閉鎖される可能性が高くなっているようだ。

「ミハエル・シューマッハ・カート&イベントセンター」はドイツのケルンから30kmほどのところにあるケルペンに位置しており、その3分の2がかつて7度F1王座に輝いたシューマッハの所有になるものだ。

だが、ドイツのRWE社がこの場所で2020年から石炭採掘を開始する予定となっており、シューマッハのカート場はほかの場所に移転するか、あるいは閉鎖するしかないという状況を迎えているという。

元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハは、かつて兄ミハエルや自分がレースキャリアをスタートさせたカート場に関して地元の『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』に次のように語った。

「新しいカート・サーキットはできそうにない」

「RWEと共同で探したものの、新たな場所は見つけられなかった」

かつてウィリアムズやトヨタで活躍したラルフはそう語ると次のように付け加えた。

「残念だ。ここの伝統と成功を収めてきた子供たちの育成はどちらも同時に滅びてしまうことになるよ」

現在もミハエルのマネジャーを務めるザビーネ・ケームは、この件に関して次のようなコメントを行っている。

「(シューマッハの)家族には進展状況について最新の情報が提供されています」

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