ニキ・ラウダは、今後どのくらいF1にいるのかについて言及した。
F1の伝説的レーサーで現在はメルセデス会長を務めているニキ・ラウダは、21年間続けてきたドイツのテレビ局『RTL』での解説者の仕事を辞めることを発表している。
ラウダは、解説者の仕事を辞めることによりメルセデスの仕事にもっと集中できるだろうと『Bild(ビルト)』に語った。
「私はすでに全レースに出ているけれど、今となっては2つ目の仕事はないし、メルセデスのために100%仕事できるよ」
それにもかかわらずラウダは、メルセデスとは現在のコンコルド協定が終了する2020年末までの契約をしただけだと述べた。
F1から退くことを想像できるか?と尋ねられたラウダは「できるね、論理的に」と答え、こう続けた。
「私とメルセデスの契約は2020年までだから、その責務は果たすだろう。その後について今話すのは早すぎる」
妻と2人の幼い子供がいるラウダだが、家族とより多くの時間を過ごすことがF1を退くかどうかの主な検討事項ではない、と語った。
「彼らは相変わらず私をよく見ているよ」
「私が家族と離れている週末は年間21週のみで、残りは普通の家族と同じように自宅で過ごしている。私の家族はそれで問題ないんだよ」。