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クビアトがフォーミュラEのテストに参加か

2017年12月05日(火)8:29 am

ダニール・クビアトが戦いの場をフォーミュラEに移すかもしれないと報じられている。

レッドブルの育成ドライバーであったクビアトは2014年にジュニアチームのトロロッソからF1デビュー。翌年にはセバスチャン・ベッテルがフェラーリへ移籍したことにより2年目で早くもトップチームであるレッドブルのシートを獲得するという順風満帆なF1キャリアを歩んでいた。

ところがクビアトは2016年に母国ロシアで行われたF1第4戦ロシアGP終了後にレッドブルから再びトロロッソへと降格されてしまう。

そして2017年シーズンの第15戦マレーシアGPと第16戦日本GPでレッドブルのリザーブドライバーを務めるピエール・ガスリーにシートを明け渡すと、その次に行われた第17戦アメリカGPでは復帰を果たしたものの、ついにその時点でレッドブルから契約を解除されトロロッソのシートも失ってしまった。

最近のうわさでは、2018年シーズンに向けてウィリアムズのシートを狙っていると言われているクビアトだが、最有力候補だと言われているロバート・クビサを始め、ライバルたちがひしめきあっており、現実的にはシート獲得は非常に難しい状況にあると考えられている。

そのクビアトが、最近急速に存在感を高めつつあるフォーミュラEに活路を見いだそうとしているようだ。

フォーミュラEには多くの元F1ドライバーが参戦している。先週末に香港で開催された2017-2018シーズン開幕戦にはセバスチャン・ブエミ、ジャン-エリック・ベルニュ、ネルソン・ピケJr、ニック・ハイドフェルド、ルーカス・ディ・グラッシ、ジェローム・ダンブロシオ、アンドレ・ロッテラーらに加え、かつてトヨタやザウバーで活躍した日本の小林可夢偉もスポット参戦していた。

うわさでは、2017年限りでF1を引退したフェリペ・マッサも今季途中もしくは来季からフォーミュラEに参戦することになりそうだと言われている。

そしてロシアの『Tass(タス通信)』が伝えたところによれば、クビアトも今後フォーミュラEに参戦する可能性が出てきたようだ。

『Tass(タス通信)』によれば、クビアトはすでに「少なくとも2チーム」と交渉を行っており、2018年1月に行われるテストに参加する可能性があるという。

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