マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2018年のWEC(世界耐久選手権)に参戦することについてまだ意見が合わないようだ。
マクラーレンのエグゼクティブであるザック・ブラウンは、マクラーレンとトヨタが「(直接の)ライバルではない」ことから、アロンソがル・マン24時間に参戦することについては「問題なし」とアブダビで語った。
しかし、アロンソは来年のF1カレンダーとWECの開催日がバッティングするのは1グランプリしかないことから、WECにも参戦したいようだ。
「開催カレンダーについては慎重に検討する必要があるだろうね」とアロンソはアブダビで述べた。
「良さそうだ。多分ね。出場したいよ」
アロンソの個人的な友人でもあるブラウンは彼のアイデアをオープンにしているかもしれないが、マクラーレン・チームのボスであるエリック・ブーリエはそれほど熱心ではないようだ。
「まず第一に、あなたが指摘したように、カレンダーはまだ重複しているから、(WECへの)フル参戦はできないだろう」とブーリエは語った。
「もちろん、フェルナンドが毎週末レースをしたいことは知っている。1年が52週しかないというのは彼にとって十分ではないかもね」と付け加えた。
「彼がいつかル・マンでレースをしたいと思っているのは知っているけれど、まだ正式なリクエストはないんだ。誰も私に尋ねたことはないから、私はこれらのうわさについてはコメントできないよ」。