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フェルスタッペン「来季はルノーPUの改善が必須条件」

2017年11月22日(水)19:16 pm

マックス・フェルスタッペンが、2018年シーズンにレッドブルのクルマがどれほどの戦闘力を発揮するかはまだ分からないと語った。

2017年シーズン前半は搭載するルノーPU(パワーユニット)のトラブルに泣かされることも多く、完走率が50%ほどとなり、ポイントランキングでもチームメートのダニエル・リカルドに大きく離されてしまっていた。

だが、シーズンが後半に入り、レッドブルのシャシー性能が向上すると第15戦マレーシアGPで今季初優勝を達成。第18戦メキシコGPでも今季2勝目を達成するなど、終盤にきて調子を大きく上げることに成功している。

■来季はルノーPUの改善がカギに

この勢いで2018年シーズンは序盤からタイトル争いに食い込んでいきたいフェルスタッペンだが、本人はそれほど楽観的ではないようだ。

「どうなるかを予想するのはまだかなり難しいね」

自分の公式サイトでそう語った20歳のフェルスタッペンは次のように続けている。

「みんなはかなり期待できるって言うけれど、ライバルたちが何をやっているかなんて分からないしね」

「それに、エンジンがもっとよくならないとだめだよ。だからどういうクルマになるのかすごく気になるね」

■来季に向けての不満は「ヘイロー」導入

そう語ったフェルスタッペンだが、2018年シーズンに向かうにあたっては不満なこともあると明らかにしている。それは来季からF1カーへの装着が義務付けられる「ヘイロー(Halo)」と呼ばれるコックピット保護装置のことだ。

「僕は、あれは全然好きじゃないよ」と語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。

「あれをつけて走りたいと思ってもいない。あれはF1マシンには合わないよ」

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