ハースのロマン・グロージャンが、今はまだチームとともに成長段階にあるものの、速いクルマさえ手に入れられればすぐに勝ってみせると語った。
2009年の第11戦ヨーロッパGPでルノーからF1デビューを飾ったグロージャンは、2010年と2011年は再び浪人生活を余儀なくされたものの、2011年にGP2チャンピオンとなったことで翌2012年にロータスのシートを獲得。2016年にF1新規参戦を開始したハースに移籍したグロージャンは、来季もハースで通算7シーズン目のF1を戦うことが決まっている。
最近ではレース週末には、クルマに関する不満を無線で強い口調でチームに伝えることが目立つグロージャンだが、現時点では来季3シーズン目を迎えるハースとともに成長を続けている段階だからだと主張している。
現在31歳のグロージャンは、母国フランスのラジオ局『RMC』に対し、次のように語った。
「僕たちは一緒に成長しているところなんだ」
「僕は自分が37、38、いや39まで続けられると思っているんだ。だからまだこの先何年もある。もし僕がハースと一緒に成長することができれば、無理な話じゃないよね?」
ロータス時代に10回表彰台に上った経験を持つグロージャンはそう語ると、次のように付け加えた。
「だけど、もし今レースで勝てるクルマが与えられたら、今日にでも勝ってみせるつもりだよ」