レッドブルのドライバーは、マックス・フェルスタッペンがチームの「ナンバー1」になるという予想を否定している。
20歳のフェルスタッペンは2020年までレッドブルとの契約を延長したが、チームメートのダニエル・リカルドの契約は2018年で切れる。
これを、レッドブルがフェルスタッペン中心のチーム作りをしている兆しだと見る者もいる。
■チームへの疑惑を抱きたくないとリカルド
しかし、リカルドはそうは考えていないようだ。『Speedweek(スピードウィーク)』が次のような言葉を伝えている。
「僕にとっては、マックスの新しい契約で変わることは何もない」
「不利な扱いをされていると感じない限り、すべて問題ないよ」
「僕は、その必要もないのに、自分の頭に疑惑を植え付けたくないんだ」
「フェルスタッペンを最年少チャンピオンにするほうが、レッドブルにとってマーケティング上価値があることは、僕にも理解できる。でも、それが自分の障害になるとは思わない」
■「ナンバー1にはなりたくない」とフェルスタッペン
フェルスタッペンも、チームメートと公平な扱いを受けることに問題はないと話している。
「僕たちは同じ道具を受け取っているし、どちらのガレージも同じように懸命に働いていると思う」
「僕はナンバー1にはなりたくない。同じクルマでチームメートを倒せなきゃいけないと思うからだ。そもそも、そのほうが満足感も大きいしね」