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マグヌッセン、2018年1月に元マネジャーとの裁判で法廷へ

2017年11月16日(木)16:43 pm

ハースのケビン・マグヌッセンと元マネジャーとの間に起きたトラブルがいよいよ2018年1月には法廷へと持ち込まれることになるようだ。

■元マネジャーとの争い、2018年1月についに法廷へ

最近、その攻撃的過ぎるドライビングスタイルから「問題児」とのレッテルを貼られてしまった感のあるデンマーク出身ドライバーのマグヌッセンだが、サーキット外でも訴訟に巻き込まれるという問題を抱えてしまっている。

今年の5月に、かつてマグヌッセンのマネジャーを務めていたドルテ・リース-マスンが契約不履行でマグヌッセンに対して訴えを起こしたことが報じられていた。

その後両者は和解に向けて話し合いを続けていたようだが、デンマークの『BT』紙が最近報じたところによれば、その話し合いは結局決裂に終わったようだ。

リース-マスンの弁護士は『BT』に、「その通りだ。それは間違いない」と語っており、3日間に及ぶ裁判が来年1月にすでに予定されているという。

■元マネジャーは2021年までの損害補償を要求

敏腕女性マネジャーとしてF1の世界でも名前が知られたリース-マスンは、マグヌッセンがまだマクラーレンのジュニアドライバーだった時代からマネジャーを務めており、本来2021年までの長期契約を結んでいたという。

2014年にマクラーレンからF1デビューを果たしたマグヌッセンだが、2015年にはフェルナンド・アロンソの加入に伴って再び控えドライバーに降格となり、その年の10月にマクラーレンとの契約が解除されている。

伝えられるところによると、この直前にマグヌッセンが一方的にリース-マスンとの契約を解除した形となっており、その後マグヌッセンは自力でルノーと交渉して2016年のシートを確保。さらに2017年にハースに移籍した際も独自に交渉を行ったと伝えられている。

リース-マスンは、マグヌッセンが契約を破棄したことにより受けることになる損害、つまり2015年9月から2021年6月の間にマグヌッセンが得た報酬の20%相当額をマグヌッセンが支払うよう求めて訴訟を起こしたと伝えられている。

■どういう結果になるかは分からないとマグヌッセンの弁護士

マグヌッセンの担当弁護士は今回の報道について、「1月に3日間の裁判が予定されていることは知っている」と語ると、次のように付け加えた。

「さらに、裁判所からドルテ・リース・マスンとケビン・マグヌッセンに対して和解案が示されていることも分かっている。だが、今後どうなるのか、私には分からないよ」

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