F1ブラジルGPにおいて、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはレースの序盤からチェッカーまでフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を猛追し、8位入賞を果たした。
●【決勝結果】F1ブラジルGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
6番手からスタートしたアロンソは、6周目でマッサにオーバーテイクされた。その後、アロンソはマッサに猛攻を仕掛け、チェッカーフラッグを受けるまでにポジションを明け渡した相手は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とダニエル・リカルド(レッドブル)だけだった。
29周目に唯一のピットストップを行ったあと、アロンソは前方のマッサとの2.8秒差を詰めるために、猛スピードで追い上げを開始。残り42周にわたって常にプッシュし、チェッカーフラッグを受けるまでに、その差を0.4秒に縮めた。最終的にマッサをオーバーテイクすることはできなかったものの、見応えのある走りを見せた。
一方、ストフェル・バンドーンのレースは2コーナーで終了した。ケビン・マグヌッセン(ハース)に接触されたことで、フロント左側のトラックロッドとフロントウイングを破損し、その直後にリタイアせざるを得なくなった。
●【動画】F1ブラジルGP決勝レース ハイライト映像
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「スピードが不足しマッサを抜けなかった。最後は順位を守れてホッとした」
●【ホンダF1】「アロンソがすばらしいバトル。次のマクラーレン・ホンダとしての最終戦を飾りたい」
●【マクラーレン・ホンダ】負けん気の強いアロンソは攻め続け、まるで予選のような走りだった
●【マクラーレン・ホンダ】バンドーン「力強いスタートだったが、行き場を失った」