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【ル・マン】フェルナンド・アロンソ、トヨタとル・マン24時間参戦へ

2017年11月11日(土)5:13 am

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、トヨタとともに来シーズンのル・マン24時間レース出場に向けて準備していると『BBC』が報じた。

●アロンソ、2018年のル・マン24時間挑戦を否定せず

■アロンソ、ル・マン24時間とWEC参戦か

トヨタとフェルナンド・アロンソの交渉は、ル・マン24時間に加え、2018年のWEC(世界耐久選手権)への参戦を含めた可能性まで拡げて話し合われているという。

まだ正式には契約に署名されていないものの、情報筋によると、少なくともル・マン24時間出場については合意されるだろう。

トヨタに近い情報筋は次のように語ったという。

「ル・マンは合意している」

「(WEC)シーズンの残りのレースはまだ交渉中だが、彼はほとんどのレースに出場するように思うよ」

WECからポルシェが撤退する来シーズンは、唯一のファクトリーチームとして参戦することになるトヨタにとってもフェルナンド・アロンソにとっても、念願の「ル・マン24時間、優勝」の可能性が極めて高い。

トヨタが来シーズンもWECを継続するか否かの正式発表はまだされていないが、情報筋によるとすでに予算は確保されており、2018年シーズンの新車も開発中だという。

■カレンダーでバッティングするのは1レースのみ

2018年シーズンのレースカレンダーはまだ正式決定していないものの、暫定では10月21日に行われるF1アメリカGPとWEC富士6時間耐久の1レースが重なっているだけだ。

また、アロンソは2018年1月にはデイトナ24時間に参戦することがすでに発表されており、「毎週レースがしたい」とも語っていた。

このことから、アロンソがF1と並行してWECに参戦する可能性も高い。

■来週、トヨタのマシンをテストへ

アロンソは、WEC最終戦バーレーン戦の翌日となる11月19日(日)に、同じバーレーンでトヨタのWECマシンをテストすることになるようだ。

マクラーレンは来シーズンからルノーを搭載するが、マクラーレンとアロンソの契約には、WEC参戦を阻害する契約はないものと思われる。ホンダとの契約の縛りが無くなる来シーズンは、“トヨタのフェルナンド・アロンソ”が見られるかもしれない。

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