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自宅でクルマが走る?! ドコモxフジテレビ、新しいモータースポーツの楽しみ方を実証実験

2017年11月08日(水)21:30 pm

近い将来、モータースポーツの楽しみ方が変わるかもしれない。

フジテレビは、NTTドコモが2020年開始を目指している『5G(第5世代移動通信方式)』の実証実験の一つとして、東京・お台場の日本科学未来館で開催される「見えてきた“ちょっと先”の未来 5Gが創る未来のライフスタイル(11月9日〜11日公開、無料)」にて展示する「ジオスタ・スーパーフォーミュラ」を報道向けに公開した。

「ジオスタ・スーパーフォーミュラ」とは、テレビ中継画面や情報をAR(Augmented Reality・拡張現実)で合成したコンテンツだ。簡単に言えば、「ポケモンGO」のようにスマホのアプリ内でのカメラ映像を見ると、スマホ画面に立体的なサーキットが出現し、そこをテレビ中継画像と連動した立体的に浮かび上がったマシンが走るというものだ。スマートグラスでも楽しむことができる。

デモではテレビモニター4台が平面に置かれているが、これは普通に販売されているモニターということで何も仕掛けがなく、スマホのアプリが空間認識により仮想サーキットとマシン、さらにテレビ中継映像やオンボード映像、ドライバー情報などをスマホのアプリ上に表示している。

スマホを左右上下、さらに前後に動かすと様々な情報の他、仮想サーキットを走っているマシンに近寄ると細かいカラーリングまで見える。

まだ実証実験段階のデモということだが、携帯電話の通信速度が飛躍的に向上する5Gが一般的になる2020年以降には、“自宅が情報と迫力満載のサーキット”になる可能性もあり、数年先の未来を体験することができる。

インターネットで映像を楽しむことが当たり前の時代となった今、テレビも新しい楽しみ方を研究・開発しており、数年後はスポーツの楽しみ方が大きく変わるかもしれない。

■見えてきた“ちょっと先”の未来 5Gが創る未来のライフスタイル
■会期: 2017年11月9日(木)〜11日(土) 10:00〜17:00
■会場: 日本科学未来館
■料金: 無料

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