F1メキシコGP、金曜日フリー走行2回目のハイライト映像が公開された。
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■グロージャン、タイヤ破裂
セッション開始早々、FP1を新人にシートを譲っていたロマン・グロージャン(ハース)が最終コーナーでスピン、コースアウト。そのままコースに戻ったものの、デブリ(破片)を拾ったようでストレート上でタイヤバーストしてしまう。ホームストレート上に自らデブリをまき散らしてしまい、コース清掃のため赤旗中断となってしまった。
■前途多難
フリー走行1回目、データに異常が見つかったとして3周しか走行出来なかったストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)だが、フリー走行2回目でもトラブルが起こった。
「クルマが横に行っちゃうよ」
ピットレーン出口でストップしたストフェル・バンドーンは、スタッフに押し戻された。どうやらホイールの緩みだったようだ。
■エンジンに問題?
3番手タイムを出したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、無線で不調を訴えている。
「エンジン回転数が上がると何か変な感じがする」。
■ベッテル、消火器破裂
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は消火器が破裂するという珍しいトラブルが発生した。
「何かが破裂したよ。あぁー...酸のようだ」
「たぶん、消火器だと思う。分からないけど」
スローダウンしてピットに戻ってきたベッテルのお尻には白い粉と液体が染みているのが映像でも映し出された。
コースレコードを更新してトップタイムを記録したのは、ダニエル・リカルド(レッドブル)。メキシコでは間もなく「死者の日」ということもあり、リカルドはスペシャルヘルメットで臨んでいる。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は予選に向けてクルマとタイヤの限界を掴むためスピンするシーンも見られた。
フェルナンド・アロンソは7番手で好調をキープしたまま初日を終えた。
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