NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】過去2年の経験を今年のメキシコで生かしたい

2017年10月25日(水)16:45 pm

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われる2017年F1第18戦メキシコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■エリック・ブーリエ(マクラーレン/レーシングディレクター)

「最初に、私自身、そしてチーム全員を代表して、9月にメキシコで発生した恐ろしい地震の犠牲となられた多くの人々へ哀悼の意を表したいと思う。メキシコはすぐに我々が訪れたいと思うようになった街だし、今週末には犠牲者に対する我々の連帯と支援を示し、彼らが示してきた素晴らしい回復力にスポットライトを当てられることを期待している。同時に、毎年訪れるたびにメキシコの友人たちから受ける温かい歓迎にお礼を言いたい」

「勝利を約束することはできないものの、オースティン(アメリカGP)でもそうだったように、たとえ困難な状況にあるとしても我々は全力を尽くして戦うつもりだ。先週末に直面したPUのトラブルにより、フェルナンド(アロンソ)が(グリッド降格)ペナルティーを受けることになるだろう。だから彼もすでにグリッド後方から疑う余地のない果敢な戦いをしようと決意しているところだ」

「ストフェル(バンドーン)に関しては、この週末がどういう展開となるのかはまだ分からない。だが、我々としても多くの週のうち2つめの新たなサーキットに臨むことになる彼にできる限り最高のチャンスを与えたいと思う」

「コンディションもすべてのチームにとって厳しいものになる。メキシコシティでは暑くて湿度が高いこともよくある。それに高地であることが合わさることで、通常よりも冷却やエンジンパフォーマンス発揮がさらに難しくなってしまう。過去2年のレースでこうした特性について多くを学んできたし、これを次の週末にうまく生かせることを期待している」

「今週末はポイント表においてめざましい進展を果たせるとは期待していない。だが、我々は決してあきらめないし、この困難な2週連続でのレースで可能な限りの結果がだせるよう全力を尽くすつもりだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック