日産自動車は25日、2018年より、日系自動車メーカーとして初めて「FIAフォーミュラE選手権」に参戦することを第45回東京モーターショー(東京ビッグサイト、11月5日(日)まで)で発表した。
●電気自動車“世界最多販売”の日産「究極の形」フォーミュラE参戦へ ルノー&三菱と連携
■日産・ルノー・三菱自動車連合がタッグで世界一を狙う
日産が2018年末から引き継ぐ『ルノーe.dams』は、フォーミュラE初年度から3年間、チームランキング1位を続ける最強チームだ。
日産は、『ルノーe.dams』の今までの経験や開発されたものを活用し、さらに競争力を高めるべく、ルノー、そして三菱自動車と協力し、シナジーの最大化を目指すというから期待も高まる。
フォーミュラE第4シーズンは2017年12月から2018年7月まで、香港、ベルリン、パリ、ニューヨーク、モントリオールなど世界各地の主要都市で開催されるが、日本開催は決まっていない。
■日本開催は?
以前から日本のいくつかの都市でフォーミュラE開催がうわさされてきた。日産本社がある「横浜」、御堂筋でフェラーリF1を走らせた「大阪」、フォーミュラEを放映しているテレビ朝日本社がある「東京・六本木」などだ。
これまでイベントでは、六本木、東京・丸の内でフォーミュラEが走っており、関係各所への理解促進と実績作りは積み上げている。
来年末(第5シーズン)から登場する日産ロゴのフォーミュラEマシンは、世界最強・最速チームを引き継ぎ、世界各地の主要都市の街中で駆け抜けることになるが、日本の街中での開催についても期待が高まってくることだろう。