WEC第7戦富士6時間レースの公式予選が富士スピードウェイで行われ、雨と霧が徐々に増すという難コンディションの中、僅差の予選アタックが繰り広げられた。
●【WEC】小林可夢偉「上を狙えると思ったのにがっかり・・・」/WEC富士6時間予選
TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは、中嶋一貴とセバスチャン・ブエミがアタックした#8号車が2人の平均タイムがライバルの2台に僅か0.2秒及ばず3番手。小林可夢偉とホセ・マリア・ロペスの#7号車は4番手となり、明日の決勝レースは2列目グリッドからスタートを切ることとなった。
■TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
フリー走行3回目: 1番手 (1分35秒414) 28周
公式予選: 3番手 (平均1分35秒355)
■中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
「僅差の予選セッションでした。私のアタック中、コース上の混雑に阻まれてタイムをロスしてしまいました。ポールポジションを獲得出来ると思っていただけに残念ですが、これもレースです。明日はベストを尽くし、母国のファンの皆様へ勝利をもたらすべく全力で戦います」。
■セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
「とても悔しい結果になってしまいました。ポールポジションが狙えるペースでアタックしていましたが、タイヤがベストの状況だったラップで他の車両に阻まれてしまい、ポール獲得は叶いませんでした。今日の我々は最速だったと思いますが、その証を見せることが出来ず悔しさが残ります。しかし、明日は間違いなくトップ争いが出来ると思いますので、気持ちを入れ替えて臨みます」。