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フェラーリ、品質管理を強化するためスペイン人女性を起用

2017年10月14日(土)19:12 pm

フェラーリは、品質管理を強化するため、新たな責任者にスペイン人女性を起用した。

チャンピオン争いをしていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1第15戦マレーシアGP、第16戦日本GPと、立て続けにマシントラブルに見舞われ、ライバルのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に4戦を残して59ポイントの大差を付けられている。

トラブルの原因は、いずれも外部のサプライヤーから提供された部品だった。

これを受けて、「F1で使用するコンポーネントの品質に対する態度を改める必要がある」とフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは語っていた。

■新責任者はフィアットから

『La Repubblica(レプブリカ)』紙によれば、フェラーリはさっそく対策を取ったようだ。

新たに品質管理部門の責任者となったマリア・メンドーサは、この5年間、フェラーリの親会社であるフィアットで、25人からなる品質管理グループを率いていたと記事は伝える。

ライバルのメルセデスAMGで非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、マレーシアと日本で起きたフェラーリのトラブルについて「信じられない」と話している。

「(日本GPで)朝、われわれにも同じトラブルが発生し、FIA(国際自動車連盟)の許可を得て、スパークプラグを交換した」

「だが、ベッテルに関してはスパークプラグだけの問題ではないと思う」とラウダは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語っている。

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