レッドブルのダニエル・リカルドが2019年に移籍する可能性もあることをチーム首脳が認めた。
■「決断は2018年最初の6戦で下る」とマルコ
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、リカルドの契約についてオーストリアの『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』紙に次のように語った。
「リカルドはレース人生を通して、ずっとレッドブルファミリーの一員だった」
「だから今、ほかのことに目を向けるのも理解できる」
マルコは、2018年のレッドブルの競争力がはっきりするシーズン序盤にリカルドの動向も決まると見ている。
「決断は2018年最初の6戦で下るだろう」
「マックス(フェルスタッペン)はもう1年(2019年末まで)契約がある」
■マレーシアGP優勝は高い開発能力の証し
F1第15戦マレーシアGPでは、フェルスタッペンがメルセデスAMGのルイス・ハミルトンを抜いて優勝した。
「このひどいハイブリッド時代で初めて、われわれはメルセデスAMGをコース上で抜いて倒した」とマルコは胸を張る。
「これは大きな満足感をもたらすものだ。誰もが知っているとおり、われわれは馬力で劣るからね」
「われわれのシャシー開発がずば抜けていることの証明だよ」