マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、ルノーのPU(パワーユニット)を搭載する2018年には優勝もできるはずだと語った。
2015年からホンダと組んだマクラーレンだったが、今年までの3年間は優勝争いや表彰台争いはおろか、ポイントすら満足に獲得できない状況が続いている。
こうした状況に業を煮やしたマクラーレンはホンダとの関係を今季限りで解消することを決断。2018年からはルノーと組むことになっている。
ブーリエは、マクラーレンのシャシーにルノーPUを搭載すれば、2018年からすぐにトップ3チームに復帰することも可能だとスペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。
「2018年の我々の目標はコンストラクターズ選手権3位を目指すことだ」
「だが、我々にはこれ以上のことができるだろうし、何年間も見放されていた勝利を得ることもできるだろうと期待している」
「誤った期待感を創造し始めるつもりはないし、我々が達成できないことをファンに期待させるつもりもない。だが、少なくとも(2018年には)レースで優勝することができると信じているよ」
「我々は常にトップ3に位置してきた。だが、過去3年間はそこからはずいぶんとかけはなれた位置にいた」
そう語ったブーリエは、次のように付け加えた。
「だから我々はよりよいエンジンを得てまたトップの位置に返り咲くためにルノーと一緒にやるんだ」