長年にわたってキミ・ライコネン(フェラーリ)のマネジャーを務めているスティーブ・ロバートソンが、2018年に向けたライコネンとフェラーリの契約延長交渉は非常にスムーズで楽なものだったと語った。
2014年にフェラーリに復帰したライコネンだが、以後毎年1年契約を更新する形で現在に至っている。そして今年も8月下旬にすでに2018年の契約も結ばれたことが正式発表されていた。
ロバートソンは、ライコネンの母国フィンランドのテレビ局『MTV』に次のように語った。
「手続きはかなり簡単だったよ。契約書はすでに4年前に作られていたからね」
「フェラーリではもう1年キミを走らせたいと思っていたし、私がやることはあまりなかったんだ。私は基本契約に関して4年前に交渉を行っていたから、新たな契約はそれに1ページ加えるだけなんだ」
来月に38歳の誕生日を迎えることになる現役最年長ドライバーであるライコネンだが、最近ではあまりマネジャーに頼らず、さまざまなことを自分で管理するようになってきているようだ。
「私の役割は以前とは違ってきているんだ。私が動くのはキミが私を必要とするときだけだよ」
そう語ったロバートソンは、次のように付け加えた。
「私自身はあまりレース現場に行くことはなく、自分が必要とされる場合だけだ。だがもちろん、私は常にキミを見守っているし、彼にどういうことが起きているのか注意しているよ」