かつてフェラーリのチーム代表を務めていたステファノ・ドメニカリが、フェルナンド・アロンソは勝利を狙えるクルマを手にするにふさわしいドライバーだと主張した。
2008年1月に現FIA会長ジャン・トッドの後任としてフェラーリのチーム代表に就任。しかし、成績不振の責任を取る形で2014年4月にフェラーリを離脱。現在はランボルギーニの最高経営責任者を務めている。
そのドメニカリは、地元イタリアのモンツァで開催された前戦F1イタリアGPのパドックに姿を見せていた。
モンツァで2010年からフェラーリを辞職するまでの間一緒にやっていたアロンソについて質問を受けたドメニカリは、スペインの『AS』に次のように答えた。
「彼が今困難な状況にあるのは明らかだよ」
「彼にとって今後に向けての決断をするのは簡単なことではないだろう。だが、フェルナンドは間違いなく最高の評価を受けるにふさわしいよ。彼は非常に優れているし、それは誰もが知っていることだ」
そうコメントした52歳のドメニカリは次のように付け加えた。
「彼がいい選択肢をチョイスすることができ、いい方向に向かうことを期待しているよ。彼はそれにふさわしいのだからね」