ホンダの長谷川 祐介ホンダF1プロジェクト総責任者は、F1第13戦イタリアGP初日を次のように振り返った。
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■長谷川 祐介 ホンダF1プロジェクト総責任者
「不安定な天気の中で始まったイタリアGP初日ですが、最終的にはプログラムを予定通りに完了できた一日となりました。
フェルナンドについては午前のセッションにPUのアップデートを投入し、性能確認を行いましたが、午後には先週のベルギーGPと同様のスペックに戻しました。これによりペナルティーを受けることになった事は残念ですが、少しでも早くアップデートを持ち込むことが重要でしたし、想定通りのパフォーマンスを確認できました。また、チームがFP2までの限られた時間の中で確実にPU交換を行い、予定通りに午後のセッションを開始できた事も非常に良かったと思います。
ストフェルも順調にプログラムを消化し、FP2では7位と言ういいポジションで週末を始めることができました。
フェルナンドがペナルティーを受けることを考慮し、ベルギーでの予選と同様に二台が協力してタイムを出すチームプレイを試しています。かなり高いスキルが必要ですが、ドライバーの二人は素晴らしいコンビネーションを見せてくれました。
ベルギーGPと同様に、我々のマシンと相性が良くないハイスピードサーキットですが、今日のセッションを見ていると、Q3進出のチャンスもあると思っていますので、引き続き準備に力を注ぎたいと思います」。
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