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【P3レポート】フェラーリ1-2、マクラーレン・ホンダはトップ10入り/F1ベルギーGP

2017年08月26日(土)19:32 pm

2017年F1第12戦ベルギーGPが8月26日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキット(全長7.004km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのキミ・ライコネンがトップに立った。

●【P3タイム結果】F1ベルギーGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

開始時には夜に降り続いていた雨により、路面がまだぬれている状態でセッションがスタート。最初は水量が少ないときに使用する雨用タイヤであるインターミディエイトをほとんどのドライバーが装着してコースに向かった。

だが、その後すぐに路面状況が改善。セッション開始10分ほどのところでウルトラソフトタイヤを装着してコースに向かったトロロッソのダニール・クビアトを皮切りに各ドライバーがドライタイヤでの走行を開始していく。

上位勢は最初ここでは中間の軟らかさとなるスーパーソフトタイヤでの走行を開始。セッション開始から20分ほどが経過したときにまずルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムを刻み、それにライコネン、ベッテルが続いていく。

だが、60分間で行われたセッションが折り返し点を迎えるころにはライコネンがトップに立ち、それにベッテルが続きフェラーリが1-2体制を築いた。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソもスーパーソフトで8番手につける走りを見せる。

セッションが残り25分ほどとなったとき、クビアトのマシンにトラブルが発生しストップ。クビアトのマシン後部から炎があがるという光景も展開された。

セッションが残り20分ほどとなった時点でトップチーム勢がウルトラソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始すると、まずはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを刻み、それにチームメートのダニエル・リカルドが続いていく。

だが、その後でアタックに入ったライコネンがこれまでのコースレコードを破る1分43秒916を刻んでトップに立つと、ベッテルがそれにコンマ2秒弱ほどの遅れで続いて再びフェラーリが1-2体制を築き上げた。

このレースでミハエル・シューマッハが持つ通算63回のポールポジション獲得記録に挑戦することになるハミルトンは2番手のベッテルにわずか1000分の1秒届かず、3番手にとどまった。

中団グループもかなりの接戦となる中、アロンソは10番手に食い込み、このあと行われる予選に向けてまずまずの位置につけている。

ベルギーGPフリー走行3回目のトップ10ドライバーは以下の通り。

トップ/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:43.916
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:44.113
3番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:44.114
4番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:45.034
5番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:45.230
6番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:45.286
7番手/ジョリオン・パーマー(ルノー) 1:45.491
8番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:45.857
9番手/カルロス・サインツ(トロロッソ) 1:45.942
10番手/フェルナンド・アロンソ(マクラーレン) 1:46.060

マクラーレン・ホンダ勢は、アロンソが予選Q3進出に期待が持てる10番手につけたが、年間使用限度を超える数のパワーユニットコンポーネントを投入したことでグリッド降格ペナルティーを受け最後尾からのスタートとなることが確定しているストフェル・バンドーンは14番手でセッションを終えている。

F1ベルギーGP予選は、このあと日本時間21時から始まる。

●【動画】F1第12戦ベルギーGPフリー走行3回目ハイライト

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