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上海でのF1中国GPが継続に向けて前進

2017年08月24日(木)5:16 am

2018年も上海インターナショナル・サーキットでのF1中国GP開催がほぼ確実となってきているようだ。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)はすでに2018年の暫定F1カレンダーを発表しているが、その中で第2戦として組まれている中国GPと、第15戦に予定されているシンガポールGPには、F1商業権者による確定が必要であるとされている。

■9月末までには新たな長期契約を締結

だが、F1コマーシャルオペレーション担当マネジングディレクターを務めるショーン・ブラッチーズがこのほど、間もなく中国GP主催者と新たな契約が取り交わされるだろうと語った。

「我々は主催者とともに懸命に取り組み続けてきていた。そして基本合意に到達した」

フランスの『AFP通信』にそう述べたブラッチーズは、次のように付け加えている。

「来月末までには(契約が)実行に移されるだろうと感じている。来年も(翌年の)スケジュールが発表されることになるが、上海はもはや暫定ではなくなるだろう。我々は長期契約を結ぶことになるからね」

■アジアでの市街地レースが増加?

だが、もうひとつ暫定となっているシンガポールGPが来季どうなるのかについては、まだ具体的な情報は出てきていない。

マレーシアGPの開催が今年限りとなることから、来季はアジア地域でのレースがひとつ減ることが確定している。それに加えてシンガポールでのレースも消えるということになれば、F1の世界戦略的にも打撃は大きいだろう。

しかしブラッチーズはアジアでの市街地レースを増やすために水面下での取り組みが続けられていると明かし、次のように付け加えた。

「私は積極的にいくつかの都市との交渉に時間を費やしているが、最終的にはこれまでよりも多くの市街地レースを実現できると考えている」

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