マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)が、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われる2017年F1第12戦ベルギーGP(27日決勝)に向けて意気込みを語った。
■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)
「夏休みを終えてまたレースに臨むのはうれしいものだ。誰もがバッテリーに再充電し、愛する者たちと貴重な時間を過ごすことができた。そして今はまたレースがしたくてうずうずしているところだ。スパ・フランコルシャン・サーキットはチームにとって特別なレースだが、今年のベルギーGPはさらに感動的なものになるだろう」
「まず、我々のベルギー出身ドライバーであるストフェル(バンドーン)にとってのホームレースだ。彼はお気に入りのサーキットに初めてF1ドライバーとして挑戦することになる」
「次に、スパは我々のチーム設立者であるブルース・マクラーレンが1968年に自分のチームでF1初優勝を遂げたサーキットだ。それに加え、今年はさらに特別なお祝いをすることになる。ブルースが生きていれば8月30日に80回目の誕生日を祝っていたはずだ。だから我々は日曜日に彼の素晴らしい遺産を賛辞するための式典を行うつもりだ」
「今シーズン前半は当然ながら浮き沈みに耐えなくてはならなかった。だが、我々はシーズンを終えるときの自分たちの目標を見据えているし、目に見えないところで我々が行ってきたハードワークの成果を示すためにあと9レースも残されている」
「シーズンは長いし、懸命な取り組みを続け、貴重なポイントを獲得するチャンスもたくさんあるはずだ。継続した進歩が我々にとっての報いとなるだろうし、情熱的なベルギーのファンに我々が楽しいレース週末を提供することができるよう期待している」