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最終戦までF1タイトル争いが続くことを期待する新F1ボス

2017年08月08日(火)17:10 pm

F1最高責任者のチェイス・キャリーが、今季のF1タイトル争いに関して誰か特定のドライバーを応援するつもりはないと語った。

■ヒーローはひとつの型にははめられない

今季のF1は、現時点ではいまだにSNSのアカウントを持たないセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と、SNSを積極的に利用することで知られるルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の2人がタイトルに最も近い位置にいる。

F1新オーナーとなったアメリカのリバティ・メディアによって前最高責任者バーニー・エクレストンの後任に指名されたキャリーにとっては、メディアをうまく利用しているハミルトンがタイトルを取る方が宣伝効果上も好ましいのではないだろうか?

だが、そうした質問を向けられたキャリーは次のように答えた。

「ヒーローというものを型にはめることはできないよ」

「我々には違うパーソナリティーが必要だし、ルイスとは違うタイプではあるもののベッテルも最高の主役のひとりだよ」

■どちらが勝つにせよ最終戦での決着を期待

自分自身はどちらを応援しているのかと尋ねられたキャリーはほほ笑みを浮かべながら次のように答えた。

「それはつまりイタリアのクルマに乗ったドイツ人か、あるいはドイツのクルマに乗ったイギリス人のどちらかという意味かな?」

「常にその質問を受けるが、私の答えも常に同じだ。いいレースとなって欲しいということだけさ」

キャリーは、少なくとも今シーズン前半は昨年までよりもエキサイティングなものになっていることをうれしく思うと語り、次のように付け加えた。

「私の望みは、タイトル争いがアブダビ(最終戦/11月26日決勝)まで持ち越されて欲しいということだよ」

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