マクラーレンのジュニアドライバーであるイギリス出身のランド・ノリスが来季日本のスーパーフォーミュラに参戦する可能性を示唆した。
先週ハンガロリンクで行われたF1公式シーズン内テストにおいてF1ハンガリーGP予選でフェルナンド・アロンソが刻んだタイムを短縮してみせた17歳のノリスは今季からヨーロッパF3選手権に参戦しており、ルーキーながら現在はランキング2番手に位置する活躍を見せ、チャンピオン候補のひとりとなっている。
ちなみに、やはり今年から同シリーズに昇格したミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハは現時点ではランキング11番手だ。
そのノリスは早々とF3は今季限りで卒業するとの考えを示している。
「間違いなく来年またF3で走ることはないと思うよ」
フィンランドのテレビ局『MTV』にそう語ったノリスは、次のように付け加えた。
「マクラーレンは現在のラインアップを継続することを望んでいると思うし、僕は多分F2か、あるいは日本のスーパーフォーミュラに行くことになるんじゃないかな」
今季マクラーレンのフルタイムドライバーに昇格したストフェル・バンドーンが昨年スーパーフォーミュラに参戦していたことはよく知られているが、今年はレッドブルのジュニアドライバーであるピエール・ガスリーもスーパーフォーミュラに参戦中だ。
来季もしランドが参戦ということになれば、スーパーフォーミュラがF1昇格を控えた有望ドライバーの登竜門として定着してくる可能性もありそうだ。