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【インディカー】佐藤琢磨「3番手から5位・・・最高の結果ではないがバトルは楽しめた」

2017年08月01日(火)4:47 am

7月30日(日)に行われたインディカーシリーズ第13戦Hondaインディ200で、インディ500ウイナーの佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)が5位に入賞し、ポイントを獲得した。ホンダと佐藤琢磨は、レースを次のように振り返っている。

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オハイオ州コロンバス郊外のミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催されたインディカーシリーズ第13戦Hondaインディ200で、地元出身ドライバーのグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)が3位でゴールした。シーズン中盤戦から始まったレイホールの快進撃はとどまるところを知らず、今回で7戦連続のトップ10入り。今季3回目の表彰台に上がった。

バラエティに富むコーナーを持つテクニカルな全長2.258マイルのサーキットで、90周のレースが争われました。レイホールは予選4番手で2列目アウト側からスタートし、予選3番手だったインディ500ウイナーの佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)と接近戦を展開。最初のピットストップを行う前の15周目に、佐藤琢磨の前に出ることに成功した。その後の彼は、ゴールまで延々とウィル・パワー(シボレー)と2番手争いを繰り広げた。最終的にレースウイナーとなったジョセフ・ニューガーデン(シボレー)は、大きなリードを築いてゴールまで走り切った。

■佐藤琢磨は5位

インディ500ウイナーの佐藤琢磨は、第8戦デトロイトのレース2での4位フィニッシュ以来となる上位陣でのゴールを達成した。3番グリッドからスタートするも、ピットストップで時間がかかるなどしたため、途中は8番手まで順位を下げていた。3回目のピットストップで新品のソフトタイヤを装着すると、ゴールまで残り20周時点でリスタートとなったあとにジェームズ・ヒンチクリフ(シュミッド・ピーターソン・モータースポーツ/ホンダ)、エリオ・カストロネベス(シボレー)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・ハータ・オートスポート/ホンダ)をパスして5位でのゴールをもぎ取った。

インディカーシリーズは2週間のインターバルのあと、今シーズン2回目となるスーパースピードウェイでのレースが、ペンシルベニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイ(全長2.5マイル)で開催される。ユニークな三角形をしたオーバル・コースでの500マイルレースだ。

■佐藤琢磨(5位)「3番手から5位・・・最高の結果ではないが楽しいバトルができた」

「3番手スタートでしたから、5位でのフィニッシュは最高のシナリオではありませんでした。ピットストップでホイールナットのトラブルがあり、コースに戻ってすぐに2つポジションを落としました。

そこからは追い上げるレースを戦うこととなりましたが、とても楽しいバトルを行うことができました。終盤のリスタートのあとに2台をオーバーテイクし、ポジションをばん回できたのはよかったですね。

難しいレースではありましたが、アンドレッティ・オートスポートの4台は力強いレースを戦ったと思います。僕たちは今週末、チームとしてとてもいいパフォーマンスを見せることができたとも感じています。今シーズンの残り4レースでも今回のような戦いぶりを見せ、ポイントランキングで上位へと進出したいと思います」。

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