ポルシェの突然の撤退発表を受け、WECが声明を発表した。9月に「新しい発表」をするという。
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ポルシェは、最近まで2018年シーズン終了までFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1-Hクラスへの参戦を確約しており、2020年まで効力を持つ技術規約の発展に積極的に参加していたが、2017年シーズンの終了時にLMP1-Hクラスから撤退することを発表した。
WECのプロモーターであるACOは、「この突然の撤退を残念に思うと同時に、耐久レースの世界で数々の栄冠に輝くこのマニュファクチャラーの、突然のこの決定の発表を残念におもう」と述べた。
しかしながらACOもWECも、この世界選手権の存続とクオリティーを守るのが大きな仕事であり、この数週間のうちに、「すべての耐久レースの世界で活動する人々に、2018年の全く新しいイノベーションを発表する」という。
具体的には「コストの削減、安定と革新と大胆さがあり、耐久レースの最前線となる、より壮観で魅力を持った選手権を提案する」という。
9月2日、3日に開かれるメキシコ大会で、より詳しい情報を発表するという。
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