NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】ハンガリーでいい結果を残し後半戦につなげたい

ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介が、ハンガロリンクで行われる2017年F1第11戦ハンガリーGP（30日決勝）に向けての意気込みを語った。

■長谷川祐介（ホンダF1プロジェクト総責任者）

「ここまでの数戦では競争力の改善を示してはきていますが、これをうまく結果に結びつけることができていません。とは言うものの、我々は現在の開発には満足できていますし、レース週末に向けていい感触を抱きながらハンガリーへと向かいます」

「ハンガロリンクは独特な曲がりくねったサーキットで、我々にとっては今シーズンの中でも非常にいいチャンスとなるレースのひとつです。パワーが重要なサーキットではないものの、レースではすべての周回を通じて正確なエネルギーマネジメントが要求されます。また、追い抜きが非常に難しいサーキットでもありますから、我々にとっても予選が極めて重要になります」

「このタイプのサーキットではいい結果を得るだけの力があることは分かっています。目標は予選Q3進出と決勝でポイント獲得圏内につけることです。フェルナンド（アロンソ）はF1での初勝利をハンガロリンクで達成していますし、ストフェル（バンドーン）もGP2で2014年にここで勝っていますから我々のクルマはそうした名手たちに委ねられることになります」

「これは夏休み前最後のレースですし、休みに入ればマクラーレン・ホンダのチームも当然の報いとしての休息を得ることになります。その前に、ハンガリーで堅実な結果を残し、シーズン後半に向けていい勢いを築くことができるよう期待しています」