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【F1安全強化】FIA、来季から頭部保護「ヘイロー(HALO)」導入を決定

2017年07月20日(木)6:08 am

19日(水)、F1ストラテジー(戦略)グループが会議を開催し、F1全チームが会議に出席した。その中には、オブザーバー(立ち会い人)として、ルノー、トロロッソ、ザウバー、ハースも含まれている。

●【動画】ハローを装着したフェラーリのオンボード映像

会議で議論された主なトピックのひとつは「正面からコクピットを保護する」デバイスについてだった。

これまでいくつかの案が出ていたが、「ヘイロー(HALO)」、そして「スクリーン」が最終候補に残っており、先週のF1イギリスGPではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が「スクリーン」デバイスを試していたものの、わずか1周で「目まいがする」と主張していた。

2016年7月には、ドライバーからの支持も多かった「F1ドライバーの正面からの保護」について、ストラテジーグループは全会一致で2018年からの導入を決めていたが、今回の会議でFIA(国際自動車連盟)は2018年に「ヘイロー(HALO)」の導入を決定した。一部から問題視されていたデザインについては、今後チームの協力を得ながらさらに向上していくという。

過去5年間、多数のデバイスを開発して評価した結果、「ヘイロー(HALO)」が最高の総合安全性能を発揮することが明らかになった。

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