マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1イギリスGP決勝レースを次のように振り返った。
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■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)
「グリッド後方から力強いスタートを切ったフェルナンドは、周回遅れのマシンを追い越しながら徐々にポジションを上げ、レースを3分の1走りきったころには、13番手で堅実に走行していた。一方のストフェルは、9番手で着実な走りをみせていた。
そのため、燃料システム系のトラブルが発生し、それにより出力を失い、フェルナンドが35周目でリタイアを余儀なくされたことは残念だった。この不具合の原因については、現在も調査中だ。
残り10周の時点で、ストフェルはマッサと10位をかけてバトルをしていたんだ。結局、ポイント獲得というストフェルの望みはかなわなかったものの、堅実かつ見事な走りだった。
我々は、ここから次戦が開催されるハンガロリンクに移動する。ハンガロリンクにはカーブやコーナーが多数あり、それらが短いストレートでつながっている。次戦では競争力が少し上がることを願っているよ」。
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