フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが、セバスチャン・ベッテルが来季もチームにとどまるかどうかは“本人次第”だと語った。
2010年から2013年までレッドブルで4年連続F1チャンピオンとなったベッテルだが、2015年にフェラーリへと移籍。今年はそのときに結んだ3年契約が満期を迎えるシーズンとなっている。
フェラーリはもちろん現在ドライバーズランキングのトップに位置しているベッテルとの契約延長を望んでいる。
マルキオンネは、イタリアのメディアに次のように語った。
「私は彼に非常に明確に伝えてある。もし彼が我々のところにとどまりたいのであれば我々にもその用意はあるとね」
「後は彼次第だよ」
今季通算5回目のF1タイトル獲得を目指してメルセデスAMGのルイス・ハミルトンと激しい戦いを繰り広げているベッテルだが、現時点ではまだ焦って来季の契約を進めるつもりはないと語っており、来季はメルセデスAMGに移籍する可能性もあるのではないかとうわさされている。