マクラーレン・ホンダの将来は、オーストリアでより健康的な形になっているようだ。
金曜日のFIA記者会見の前、メルセデスのトト・ヴォルフ、ピレリのマリオ・イゾラ、そしてフェラーリのマウリツィオ・アリバベーネが参加するはずだった。
しかし、マウリツィオ・アリバベーネは欠席し、代わりにマクラーレンのエリック・ブーリエとホンダの長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者が出席した。
これは、マクラーレンの次のエンジンサプライヤと噂されるメルセデスのトト・ヴォルフもいたことから、マクラーレン・ホンダ崩壊の発表の場になるのではという推測をする者もいたが、しかし、そのような発表はされなかった。
それどころかマクラーレンは、ステップ3のホンダエンジンが実際にはっきりと前進していることをエリック・ブーリエが認めたことで、話しは突然良い方向へ進んだ。
「今シーズン初めには少し挫折したが、フロント争いに戻るために正しい道に戻ることができたと思う」とエリック・ブーリエは語った。
噂では、マクラーレンが来年、ホンダとのプロジェクトで「休憩」を選択し、メルセデスエンジンで走ると言われていたが、エリック・ブーリエ、長谷川総責任者、トト・ヴォルフの全員がそれを否定した。
エリック・ブーリエは「私は我々は共通の答えを持っていると思っている。別れることはない」と述べた。
長谷川総責任者もこれに同意した。「もちろん、それ(プロジェクトの一時休止)は私たちの選択肢ではありません。私たちはそうしたくはありません」
「我々はこのコラボレーションを維持したいですし、今は他の話はありません」
そしてメルセデスのトト・ヴォルフは次のように語った。「それが彼らの選択でなければ、それは私の選択でもないよ」。