ザウバーからまた1人、重要ポストに就いていた人物が去ったことが明らかとなった。
昨年ザウバーを買収して新オーナーとなったロングボウ・フィナンスは、前戦F1アゼルバイジャンGPの開催直前にチーム代表兼CEOを務めていたモニシャ・カルテンボーンを解雇していた。
そして、このほどスイスの『Blick(ブリック)』が報じたところによれば、ザウバーでコミュニケーション責任者を務めていたロバート・フーポルツィダーもチームに別れを告げたようだ。
2015年にザウバーに加わりコミュニケーション部門を統括していた元ジャーナリストのフーポルツィダーは、その記事の中で次のようにコメントしている。
「私は毎日モニシャの離脱に対応してきていた」
そのザウバーでは、第9戦オーストリアGP(9日決勝)が開催されるレッドブルリンクにおいて、カルテンボーンの後任としてチーム代表に就任する人物を発表することになると考えられている。
そして、最近報じられたところによれば、昨年ルノーのチーム代表を務めていたフレデリク・ヴァスールが、ザウバーの新チーム代表になるものと見られている。