7月2日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドの競技最終日となるデイ4が、ポーランド北東部のミコワイキを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は総合20位でフィニッシュした。
前日マシントラブルでリタイアとなったラトバラは、サービスで問題を解決しラリー2規定によりデイ4に再出走。ボーナスポイントがかかるパワーステージの最終SSでは、2位に4.9秒差をつけるベストタイムを刻み、ボーナスの選手権ポイント5点を獲得。ドライバーズランキングで3位に浮上した。
■ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
「昨日のリタイアは残念でしたが、重要なのは今日、再出走を果たしパワーステージで最速だった事です。サービスでクルマを直し、再出走を手助けしてくれたチームに感謝します。
パワーステージのスタート前には集中力を高め、すべてのコーナーやブレーキングポイントを頭の中で再確認しましたが、それが奏功し最大となる5ポイントを獲得できました。選手権争いにとってはとても重要な事だと思います。
クルマはとても速く、次戦以降もライバルと対等に戦えるという自信を得たのは、大きな収穫です」。