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ストロール「ビルヌーブによる酷評など気にしない」

2017年07月03日(月)16:55 pm

ウィリアムズから今季18歳でF1デビューを飾ったランス・ストロールが、カナダ出身の先輩F1ドライバーであるジャック・ビルヌーブの発言など気にしていないと主張した。

■アゼルバイジャンで歴代最年少表彰台記録2位を達成

ストロールは、今年のF1第7戦カナダGPで初入賞を果たすと、その次に行われた第8戦アゼルバイジャンGPでは初めてチームメートのフェリペ・マッサを予選で上回り、決勝では見事に3位でチェッカーフラッグを受け、初表彰台をゲットしていた。

これはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが持つ最年少表彰台記録に次ぐ歴代2位の記録であり、ルーキードライバーとしての最年少表彰台記録を塗り替えるものだった。

■ビルヌーブは終始ストロールを酷評

だが、それまでの6レースではマッサに予選決勝ともに大きく差を付けられており、ビルヌーブはそんなストロールをF1の歴史の中でも最悪レベルのルーキーだと評していた。

「彼が何を言おうと、僕は気にしないよ」

ストロールは母国カナダの『La Presse(プレス)』にそう語ると、次のように続けた。

■ビルヌーブは常に逆のことを言う

「ジャック(ビルヌーブ)は何かにつけて、常に普通とは逆のことを言おうとするんだ。今話題になっているベッテル(フェラーリ)とハミルトン(メルセデスAMG)のことだって、バクー(アゼルバイジャンGP決勝)で起きたことに問題はなかったと彼は考えている。誰もが逆のことを考えているのにね」

「僕はそんなことよりも自分の仕事に集中したいと思う」

「彼(ビルヌーブ)は、昨年僕がF3選手権のタイトルをとったときだって僕を励ましてくれるようなことはまったくなかったし、今年序盤に僕が困難を抱えていたときもそれは同じだったよ」

そう語ったストロールは、次のように付け加えた。

「だから、彼が何と言ったかを聞いたときにも驚いたりはしなかった。だけど、大切なことは、僕も僕の周囲にいる人たちも満足しているってことさ」

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