波乱のF1アゼルバイジャンGP決勝レースを、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは次のように振り返った。
●【マクラーレン・ホンダ】初入賞アロンソ、スピードトラップでも上位!わずか3.6km/h差/大荒れのF1アゼルバイジャンGP
■結果
フェルナンド・アロンソ:9位
ストフェル・バンドーン:12位
■エリック・ブーリエ、レーシングディレクター
「今夜、我々が獲得したワールドチャンピオンシップポイント2点は、今週バクーで行ったすべてのことが正しかったという証拠です。フリー走行が始まって以来、レースではいかなるチャンスも活かす必要があると言ってきましたが、今日はまさにそれを実行したのです。
両ドライバーはいつも通り果敢なレースを展開しましたが、それと同時に不要なアクシデントに巻き込まれないよう細心の注意を払っていました。
フェルナンドは見事なレースをし、すべてのチャンスをものにしました。9位という結果は、今日彼が成し遂げたことを正確に表すものではないと感じています。
一方、ストフェルも非常に落ち着いたドライブをしました。ザウバーのマシン2台に追いつくペースがあり、入賞圏内で完走するチャンスもありました。ただ、この難しいサーキットで最もオーバーテイクのチャンスがあるロングストレートでは、ザウバーの2台はわずかに手の届かない位置で走行することができたのです。
戦略チームのメンバー、エンジニア、そして懸命に仕事をするメカニックにとって、今日のポイントは、非常に厳しい週末を経たあとに願ってもない救いの手となりました。次のオーストリアGPではさらなる幸運を目指して準備しますが、今回のポイントは我々にとって次戦への弾みとなります」。
●【マクラーレン・ホンダ】今季初入賞のアロンソ「優勝や表彰台を狙えたレースだった」
●【マクラーレン・ホンダ】バンドーン「赤旗でアドバンテージ失った。ザウバー抜けず」
●【ホンダF1】「初ポイント獲得も差は大きい。次戦はスペック3を2台に投入、懸命に開発続ける」
■スピード重視、タイム伸びず
●【マクラーレン・ホンダ】初入賞アロンソ、スピードトラップでも上位!わずか3.6km/h差/大荒れのF1アゼルバイジャンGP
●【マクラーレン・ホンダ】初入賞のアロンソ、セクタースピードで2位/大荒れのF1アゼルバイジャンGP
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ、セクタータイムで4位/大荒れのF1アゼルバイジャンGP