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ル・マンでささやかれた2つのうわさ F1がトヨタに復帰を要請?

2017年06月19日(月)19:40 pm

ル・マン24時間レースが開催されたフランスのサルト・サーキットで、2つのうわさがささやかれていたと伝えられている。

■マクラーレンがル・マンに参戦?

ひとつは、マクラーレンがル・マンへの挑戦を検討しているのではないかというものだ。

今年のル・マンにはマクラーレン・グループのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンの姿があった。これは自身が所有するチーム、ユナイテッド・オートスポーツの戦いぶりを視察するためだ。

だが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエの姿も見られたことから、スペインの『Marca(マルカ)』は、マクラーレンがル・マン・シリーズとも言われるWEC(世界耐久選手権)への参戦を考えているのではないかとの推測を行っている。

今年、F1モナコGPを欠場してインディ500に挑戦したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、常々世界3大レースを制覇することが目標だと公言しており、マクラーレンとしては来季以降もアロンソをチームにとどめる説得材料のひとつとしてル・マン24時間への挑戦を検討しているのではないかというわけだ。

サルト・サーキットでマクラーレンのル・マン挑戦について質問を受けたブーリエは、次のように答えた。

「我々は優れたテクノロジー企業だ。必ずしも自分たちが参戦しなくとも、ル・マンに挑戦している者たちに我々のサービス提供を申し出てもいいだろう?」

■F1とFIAがトヨタとポルシェに復帰要請?

2つめのうわさはF1に関連するものだ。

今年のル・マン24時間レースでスタートフラッグを担当したのはF1の新最高責任者であるチェイス・キャリーだった。

そのキャリーとF1統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が、ル・マン参戦中のポルシェおよびトヨタ関係者と会い、2021年以降に新たなエンジンレギュレーションを採用することになるF1への復帰を要請したのではないかといううわさも流れていたという。

ポルシェはエンジンサプライヤーとして参戦していた時期もあるが、1958年から1964年まではワークスチームでF1参戦を行っていた。トヨタは2002年から2009年までフルワークス体制で参戦していた。

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