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2018年に復活するF1フランスGPはシーズン中盤の開催?

2017年06月08日(木)16:43 pm

来年のF1カレンダーには10年ぶりにフランスGPが復活することになっているが、ポール・リカール・サーキットで開催されるレース日程は以前と同じようにシーズン中盤に設定されることになるかもしれない。

フランスGPのプロモーターを務めるクリスチャン・エストロジは、フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に対し、最近モナコでバーニー・エクレストンの後任としてF1最高責任者に就任したチェイス・キャリーと会ったことを明らかにし、次のように語った。

■今後のGPはそれぞれのお国柄を強調したものに?

「我々の会話において、私は特にグランプリの日程選びに関して注意を払ったんだ。それがレースが成功するかどうかに大きくかかわってくるからね」

「我々は現在6月終盤から7月中旬までの期間で話し合いを行っている。今後FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1商業権管理会社)とFIA(国際自動車連盟)から詳細な日程が提示されることになる」

ちなみに、現在のF1選手権が初開催された1950年から行われてきた伝統のフランスGPだが、2008年まではわずかな例外を除き基本的にシーズン半ばの6月下旬から7月中旬にかけての日程で開催されてきたという歴史を持っている。

だが、現在その時期には昨年初開催されたバクーでのアゼルバイジャンGPや2014年に復活したオーストリアGPなどがあてがわれており、今後どのような調整が行われ、最終的にどういう日程となるのかに注目が集まりそうだ。

「それが分かり次第、我々はチケット販売を開始するつもりだ」とエストロジは付け加えている。

■今後のGPはそれぞれのお国柄を強調したものに?

エストロジはさらに、キャリーは各国で開催されるグランプリを地元の文化を正確に反映するものにしたいと望んでいるようだと次のように続けた。

「キャリーはポール・リカールで開催されるグランプリを何よりも本当にフランス的なものとすることを望んでいるんだ」

「彼は、スペインGPはカタルーニャとバルセロナを反映するものに、イタリアGPはミラノとロンバルディアを反映するものに、そしてそのほかのところも同様にしたいと考えている」

「彼はお国柄がはっきりと表現されるものにしたいと望んでいるんだ。そして、私も彼が提案した取り組み方は本当にいいと思っているよ」とエストロジは付け加えた。

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