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マグヌッセンの「不運」を嘆くデンマークのTV局

2017年06月05日(月)16:44 pm

ケビン・マグヌッセン(ハース)の金曜フリー走行が減らされるのは「不運」なことだと母国デンマークのテレビ局『TV2』が伝えた。

ハースは1日(木)、今季のF1第10戦イギリスGPから最終戦アブダビGPまでの11戦のうち、7つのグランプリにおいてフェラーリの控えドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィを金曜フリー走行1回目に出走させると発表した。

そして、ジョビナッツィはその7回のうち6回でマグヌッセンのクルマを使用することになり、チームメートのロマン・グロージャンのクルマが使用されるのはわずかに1回だけとなる予定だ。つまり、マグヌッセンはイギリスGP以降のレースのうちほぼ半分においてフリー走行1回目の走行なしでレースに備えなくてはならないことになる。

『TV2』でモータースポーツ解説者を務めるイェンス・ウィンターは、「これはケビンにとっては不運なことだ」と語り、次のように続けた。

「このことで何か前向きな点があるとすれば、それはチームがグロージャンよりもケビンの方が金曜セッションに出なくても対応できると思っているのだと考えられることだ」

「知っての通り、グロージャンはブレーキに問題を抱えているが、ケビンの方はうまくやれている。それが理由のひとつかもしれない」

そう述べたウィンターは、次のように付け加えた。

「残念ながら、単にケビンのポイント状況によるものかもしれない。彼の方がグロージャンよりも獲得ポイントが少ないからね」

今季の第2戦中国GPでハースに初ポイントをもたらしたのはマグヌッセンの方だった。しかしその後グロージャンが3レースで合計9ポイントを稼いだのに対し、マグヌッセンは第6戦モナコGPで10位入賞を果たすまではポイント獲得ができず、現時点では合計5ポイントでグロージャンに4ポイント差をつけられている。

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