世界最大のレース『第101回インディアナポリス500(インディ500)』で日本人初のチャンピオンという歴史的快挙を成し遂げた佐藤琢磨(No.26 アンドレッティ・オートスポーツ)が、長年のスポンサー企業『グリコ』に優勝報告メッセージを動画で伝えた。
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冒頭「インディ500、優勝しました!応援ありがとうございます。」と笑顔で報告する佐藤琢磨。優勝後は分刻みのスケジュールで20時すぎまでメディア取材対応をし、その後も食事会などをこなし、翌日の月曜日も朝からインディアナポリスで仕事をする中、やっとグリコ向けのビデオメッセージを撮影できたという。
佐藤琢磨は動画の中でレースの詳しい状況も述べており、「誰が勝ってもおかしくなかったのですが、自分の経験を信じてトップを目指して戦いました」と自信を持って戦っていた心境を述べた。
また、佐藤琢磨が「最高のドライバー」と称している3度のインディ500王者エリオ・カストロネベス(ペンスキー/シボレー)との最後6周の熱いバトルについては、「最後の4コーナーを立ち上がって、クルマがしっかり加速した時には勝ちを確信した」と笑顔で語った。
アンドレッティ・オートスポーツへの感謝を述べ、チャンピオンが手にすることができるリング(指輪)を披露しながら「インディ500チャンピオンとして、ここにいることがまだ夢のようです」と、一夜明けた時点ではまだ実感が湧かない様子だ。
しかし、最後は気持ちを切り替え、今週末の「デトロイトへ向けて体調を整えて挑みたい」と次のレースへの意欲を語り、「みなさん、たくさんの応援をありがとうございました」とファンへの感謝で締めくくった。