27日(土)、F1モナコGP予選が行われ、マクラーレン・ホンダは予選で両ドライバーが今年初めてそろってQ3進出を果たし、今シーズンの予選で最も競争力のあるパフォーマンスを披露した。
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しかしながら、ストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンはともにグリッド降格ペナルティーを受けるため(バンドーンは前戦のスペインGPでフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)とクラッシュしたことから3グリッド降格。バトンは新しいMGU-Hとターボチャージャー(TC)を搭載したために15グリッド降格)、決勝では2人ともトップ10圏外からのスタートとなる。
■ジェンソン・バトン
MCL32-03
■FP3 12番手 1分13.976秒(トップとの差 +1.581秒) 26周
■予選
Q1 11番手 1分13.723秒(オプションタイヤ)
Q2 10番手 1分13.453秒(オプションタイヤ)
Q3 9番手(※) 1分13.613秒(オプションタイヤ)
※新しいMGU-HとTCを搭載したことにより15グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は20番手からスタートする。
「今日の予選は大いに楽しむことができた。フリー走行はよかったものの、予選ではマシンのパフォーマンスをさらに調整する必要があり、まだ改善を続けているところだ。
今年のタイヤは、動き・摩耗・寿命という点で、昨年のタイヤとは全く異なる。(ベストな状態に持っていくまでの)最後の数パーセントを理解するのは容易ではない。
それでも、僕は満足しているよ。今年唯一のレースとなる週末に、予選で9番手に入り、決勝を20番手からスタートすることになるんだ!こんな機会に恵まれるとは思っていなかったので、僕にとってはすばらしい思い出となる。この大きな、すばらしいマシンに乗って、モナコを駆け巡れることをとても幸運に思う。
今週末の終わりには、予選9番手という結果を手にサーキットを去る。今日の結果には大いに満足すべきだと思っているよ」
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