5月5日(金)に行われたFIA WEC第2戦スパ6時間レースの公式予選は、TOYOTA GAZOO Racingとライバルの間で激しい競り合いが展開されたが、TOYOTA GAZOO Racingは波乱に影響され僅差でポールポジションを逃した。
■TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第3回目: 1番手 (1分55秒233), 27周
公式予選 4番手 (平均1分54秒907)
■中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
「今日は厳しい予選となってしまいました。直前のセッティング変更は、期待通りの速さを得ることが出来ませんでした。決勝で巻き返さなくてはなりません。決勝レースは4番手スタートということで、スタート前に何とか改善点を見出せれば、まだチャンスはあります」。
■セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
「出来る限りのことはしましたが、正直に言って満足出来る予選ではありませんでした。TS050 HYBRIDには根本的な問題はないもののラップタイムには満足しておらず、決勝レースまでに原因を究明し、再び速さを復活させます。
#9号車のステファンが最速ラップをマークしてくれたことは喜んでいます。彼らは今週、素晴らしい仕事を成し遂げました。アタックでのステファンの走りは見事でした」。
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