4月30日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技最終日、デイ4がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位で、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位でフィニッシュ。苛酷なグラベルラリーで2台揃っての完走という目標を達成し、ポイントを獲得した。
■ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
「ラリー最終日は安定した1日でした。スーパーヒーローになろうとは思わず、ただ安全にラリーを走り終えることを優先しました。我々のヤリスWRCはとても頑強で、前回のグラベルイベントであるラリー・メキシコを走った時と比べると、パフォーマンスも上がっていました。
今日は総合5位でフィニッシュし、パワーステージでは1ポイントを獲得しました。しかし、大切なのは開幕戦のラリー・モンテカルロから安定した走りを続け、選手権で良い位置につけているという事です。自分のキャリアにおいて、開幕から5戦が終了した時点で選手権リーダーにこれほど近い位置にいた記憶はありません。
次のテスト、次のラリーが今からとても楽しみですし、クルマをさらに改善したいと思っています」。
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