ソチ・オートドロームで行われた2017年F1第4戦ロシアGP決勝で、ポールポジションからスタートしたものの2位でレースを終えたフェラーリのセバスチャン・ベッテルがレース後に次のようにコメントした。
●【決勝結果】F1ロシアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■セバスチャン・ベッテル
決勝/2位
「僕のスタートはまずまずだったと思う。もう少し攻撃的に行くべきだったかもしれないけれどね。(フォーメーションラップのやり直しで)スタート合図のライトが消えるのが遅れたから、グリッドの状況を的確に読むことができなかった。それでも、いいスタートを切ることはできたんだけど、一日中強い向かい風を受けていたし、ボッタス(メルセデスAMG)はうまく僕たちのスリップストリームを使うことができた。だから僕にできることは何もなかったよ」
「ボッタスは素晴らしいレースをしたね。彼は誰よりもうまく走ったし、彼は勝利にふさわしかった。終盤には僕もアクセル全開で攻めたよ。DRSが使える距離まで近づけるという感触があったんだ。多分、バックストレートでね。だから彼にプレッシャーをかけたし、それによって彼がミスを犯すんじゃないかとも思ったんだ。だけど彼は一度もミスをしなかった」
「マッサ(ウィリアムズ)との間に起こったことは、単なる誤解だったんだ。僕は彼がどこを走っているのかよく分かっていなかったんだ。だけど僕はあそこでレースを失うことはなかった」
「これからはスペイン(14日決勝)に目を向けるよ。バルセロナではテストのときにいい答えを得ていたし、タイトル争いのことを考える必要もない。僕たちはすごくいいスタートを切ることができた。僕たちは勝つためにここにいるし、ベストを尽くしている。だけどもっと改善し、学ぶこともできる。今日もスピードはあった。だけどそれをうまく生かすことができなかった。それでも僕たちには強いクルマと強いチームがあるし前向きな面だってたくさんあるよ」