F1バーレーンGP決勝レースのディレクターズカット動画が公開された。
スタートから激しい戦いが繰り広げられていたが、12周目にフェルスタッペンがブレーキトラブルによりコーナーを直進、その後ランス・ストロール(ウィリアムズ)とカルロス・サインツ(トロロッソ)が1コーナーでクラッシュし、セーフティカーは入ったあたりから流れが変わる。
セーフティカー中に続々とピットインする中、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がダニエル・リカルド(レッドブル)を妨害したとして5秒ペナルティを科せられてしまった。ハミルトンは「判断ミス」とチームに謝罪した。
結局、このセーフティカーのタイミングがベッテルに有利に働き、逃げ切ることに成功。ベッテルは2勝目を挙げた。
マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンにMGU-Hの問題が再発し、スタートできないままリタイアとなった。
一方、フェルナンド・アロンソは終盤まで12位を走行し、今シーズン初のチェッカーフラッグ目前だったが、突然スローダウン。無線で「エンジンに問題だ。エンジンに問題だ・・・ピットインするよ」と力なく伝え、ガレージに戻った。なお、アロンソは規定周回数を超えていたため、完走扱いとなっているが、チェッカーフラッグを受けたかった。
アロンソはレース後、「遅すぎる」とホンダのパワー不足を嘆いている。