マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第3戦バーレーンGP決勝を終えて次のようにコメントした。
●【決勝結果】F1バーレーンGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■フェルナンド・アロンソ「いつか改善することを期待している」
決勝/14位(54周リタイア/完走扱い)
「不満の残るレースだった。今日のストレート上でのパワーとパフォーマンス不足は驚くほどだったよ。時々ストレートに入ったところでミラーを見ると、ほかのクルマは300か400メートル後ろにいたんだ。だからそのクルマのことを完全に忘れてステアリングホイールでセッティングを変え始め、自分のことに集中していた。そして、ブレーキをかけようとしたらなんとそのクルマが僕の横にいるじゃないか」
「僕はポイント圏内に近いところで走ってはいたけれど、それじゃ十分じゃないよ。今日はオーストラリアや中国のときのようなペースは全然なかった。そして、最終的には問題を抱えてしまい、クルマをリタイアさせることにしたよ」
「不満だね。レッドライトが消えたときにはやる気も上がり、戦いを開始する。だけどストレートであれほど遅かったら自分のポジションを守る手段など何もないよ。誰に対してもフェアに戦っているけど、バトルを楽しめはしないよ」
「今週末もずっとチームの全員がものすごいハードワークをこなしてきた。昼も夜もね。そしてストフェルのことも気の毒に思うよ。彼は週末を通じて不運につきまとわれてしまい、今日のレースをスタートすることさえできなかったんだ」
「だけど、僕たちはこれからも懸命に取り組み続けるし、そのうち改善できることを期待しているよ」