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【WEC】トヨタ、最速タイムと確かな手応えを得て公式予選へ

2017年04月15日(土)22:35 pm

2017年FIA世界耐久選手権(WEC)の開幕戦シルバーストーン6時間レースの幕が上がり、TOYOTA GAZOO Racingは初日の公式練習から最速タイムを記録する好スタートを切った。

●【WEC】小林可夢偉「クルマのバランスは好感触。とても順調」/第1戦シルバーストーン6時間

■TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習第1回目: 3番手 (1分40秒960), 33周
公式練習第2回目: 2番手 (1分38秒444), 37周

■TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第1回目: 1番手 (1分40秒104), 36周
公式練習第2回目: 1番手 (1分38秒210), 40周

2016年シーズン閉幕から5ヶ月のオフシーズンを経て、TOYOTA GAZOO Racingは全面改良が施された2017年仕様のTS050 HYBRIDをシルバーストーンに持ち込み、ライバルとの戦いに臨んだ。

TS050 HYBRIDに施された大幅な改良はその効果を如何なく発揮し、中嶋一貴の操る#8号車が1分38秒210という最速タイムを記録。このタイムは現行のWECが初めてシルバーストーンで行われた2012年以来、最速のレコードタイムとなる。#8号車は中嶋と共にセバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンがステアリングを握った。マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの#7号車も#8号車から僅か0秒23差の2番手につけた。

TS050 HYBRIDは、冬のオフシーズンの間にトータル3万5000kmに及ぶ走行テストをこなして来たが、高速ストレートと高速コーナーが組み合わされたシルバーストーンではその最高の性能を発揮出来るようにハイ・ダウンフォース仕様が投入された。今日はその最適なセットアップが進められ、空力と新型パワーユニットの最適化と同時に2017年仕様ミシュランタイヤのデータ収集に費やされた。

2台のTS050 HYBRIDは合計146周、861kmを走破。明日土曜日の予選、日曜日の決勝レースに向けて万全の準備を整えた。明日は2014年以来手にしていないポールポジションの獲得に照準を合わせる。

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● 【WEC】中嶋一貴「全てが順調。ロングラン、ショートラン共に良い状態」

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