F1中国GP決勝レースで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は16番グリッドからスタートし、3位表彰台を獲得した。
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朝起きたときは、「表彰台は想像していなかった」というフェルスタッペンは、前方でスタートしたチームメートのダニエル・リカルドすら押さえ込み、ウェットでの強さを再び見せつけた。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「とても特別なレースだった。今朝起きた時には、表彰台に上がっているなんて思ってもいなかったからね。
とても良い1周目だったし、9台のクルマをパスしたのは非常にポジティブだと思うよ。コンディションは、僕が他車をオーバーテイクする助けになった。乾いたらパスするのは難しくなるのはわかっていたからね。
僕はウェットでのドライビングをいつも楽しんでいるし、早い段階で楽しいコンディションを最大限に生かせたよ。11周して7位まで上がったと思うけれど、それが力強いフィニッシュにつながったと思う。
昨日の予選で十分に走れていなかったし、今日の気温はかなり低かったから、レース終盤に向けてクルマのバランスがどうなるか少しはっきりしなかった。僕たちはかなりアンダーステアだったけど、3位を守ろうとマネジメントしていたよ。
レースの終了段階で別のクルマが2秒以内にいたことと、バランスの問題が合わさって、ドライブするのが本当に難しかった。ブルーフラッグは出ていたけれども、パスすることができなかったんだ。これは調査する必要があるね。
最後のダニエル(リカルド)とのバトルは難しかったよ。僕のクルマは守るのに楽ではなかったからね。
僕たちが持ちこたえられたことは嬉しいよ。レースを観ている人たちやチームにとって素晴らしいレースだったからね。
ドライでの純粋なペースについて、僕たちが表彰台に届くにはまだ少し遅いと思っているけど、今日のことを総合的に考えれば、僕たちは間違いなく最大(MAXED)まで引き出したね」。
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