フェラーリのセバスチャン・ベッテルとメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、両者の力がほぼ互角だと話している。
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現行のパワーユニットの時代になって以来、初めてメルセデスAMGに対抗できるチームが現れた。それがフェラーリだ。
開幕戦オーストラリアGPではベッテルが優勝し、第2戦中国GPではハミルトンが優勝して、両者はドライバーズ選手権で同点で並んでいる。また、チーム別のコンストラクターズ選手権でも、2チームは1ポイント差だ。
■接戦を楽しむハミルトン
「僕たちは高速区間で少しアドバンテージがある」とハミルトン。
「低速コーナーでは彼らのほうが少し俊敏みたいだね」
「でも、2台の力はものすごく近いと思う。それって最高だよ」
■今年は限界で戦えるとベッテル
ベッテルも、フェラーリとメルセデスAMGの力はほぼ互角だと話す。
「僕たちのクルマはどんな状況でも速いと思っているけれど、彼らは特に予選で強い」
「オーストラリアの決勝では、僕たちのクルマが上回っていた。ルイスは少しタイヤに手を焼いていたみたいだからね」
「ルイスと戦うのは久しぶりだし、またポールや優勝を争えるようになって、すごく楽しいよ」
「僕はこのフォーミュラも大いに気に入っている。ここ数年と比べれば、レース中に限界で走れるからね。あるべき姿に戻ったんだ」
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